
先日、実家に帰ったときのことです。
食卓に出た鶏もも肉の唐揚げを、1歳のゆる太が、手も口のまわりが汚れるのも気にせず、バクバクと食べていました。
我が家でも唐揚げはよく作りますが、あんなに何個も夢中で食べる姿は、正直めずらしい光景でした。
「もしかして、いつもの鶏胸肉はお気に召さないのかな?」
そんな疑問が、ふと頭をよぎります。
その食べっぷりに驚きつつ、親として少し申し訳ないような、それでいて新しい発見にワクワクするような、不思議な気持ちになりました。
そこで昨日は、検証も兼ねて、我が家でも鶏もも肉の唐揚げを作ってみることにしました。
実は普段の私は、「胸肉の方が安いから」という理由だけで、もも肉には見向きもしてこなかったのです。
いざスーパーの鶏肉コーナーで買おうとして、ふと手が止まりました。
いつもの鶏胸肉は100g98円。
でも、目の前の鶏もも肉は100g128円です。
このたった30円の差が、日頃から節約に染まりきった私を、しばらく悩ませました。
それでも、「検証のため」「家族の笑顔のため」、そう思えたら、ハードルはスッと越えられました。
家族のためなら、少しの贅沢も心から楽しめるものなんですね。
これがもし、ただの自分へのご褒美だったら、たぶん買っていなかったと思います笑
さて、せっかく買った鶏もも肉ですから、いつもの胸肉と食べ比べてみたくなりました。
味付けはまったく同じ。
揚げ方もなるべく同じになるように両方を揚げてみます。
……結果、単純に普段の倍の量ができあがってしまいました笑
食卓にドーンと並べると、子どもたちは見たことのない大盛りに大興奮です。
そして、さっそく食べた妻が、大喜びしてくれました。
「美味しい!今までで一番美味しいかも」
「実家のお母さんを超えたね」
もも肉のジューシーさに驚きながら、たくさんのお褒めの言葉をくれたのです。
私も食べてみて、その感動に納得しました。
胸肉と違って脂が多く、ひとくちで「これがジューシーさか!」と気づかされます。
鶏胸肉好きを公言してきた私ですが、「胸肉はパサつく」と言われる理由が、ようやくわかりました。
今まで比べる相手がいなかったから、その意味がわかっていなかっただけだったんですね笑
妻の結論は、迷いなく「毎回もも肉がいい!」でした。
ただ、私の結論は少しだけ違います。
「もも肉にはもも肉の良さがあるけれど、食べやすさなら、やっぱり胸肉に軍配が上がる」です。
胸肉は脂が少なくて何個でもいけます。
胸肉はスナック感覚、もも肉はご飯のお供、という感想でした。
ちなみに、肝心の子どもたちはどうだったかというと。
大きく切った方がジューシーになるはず、と欲張ったのが裏目に出たようです。
唐揚げが大きすぎて、もも肉と胸肉を1個ずつ食べたら、それでお腹いっぱいになっていました。
「もも肉と胸肉、どっちをたくさん食べるかな?」とワクワクしていた検証は、見事に不発です笑
ちょっと失敗ではありますが、それでも「おいしいね」と笑顔で食べてくれたので、私は大満足でした。
こうした家族の笑顔は食卓を幸せなものにしてくれますし、私の料理へのモチベーションを高めてくれます。
昨日の夕食のおかげで、我が家には「鶏もも肉の唐揚げ」という新しい選択肢が増えました。
家族がこんなに喜んでくれるなら、100g30円の差なんて、大したことないなと思ってしまいます。
そもそも初めての挑戦というだけで楽しいものですが、それがさらに美味しかったり幸せだったりすると、人生がひとつ豊かになった気がしますね。
大げさかもしれませんが、家族を、そして自分を幸せにする方法が、また1つ増えました。
皆さんも、日々のちょっとしたお買い物のなかで、いつもと違う小さな挑戦を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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