「年中行事はできるだけたくさん経験させてあげたい。」
そう思ってはいても、日々の忙しさに追われていると、準備や片付けの手間を考えて億劫になってしまうことはありませんか?
昨日は節分でしたね。
皆さんのご家庭では豆まきをしましたか?
実は今年、私は直前まで「やるべきか、やらざるべきか」とても悩んでいました。
なぜなら、我が家の娘が「鬼」を異常なまでに怖がるからです。
今日は、そんな私が「心を鬼にして」挑んだ節分の記録と、そこから見えた【人間関係の幸福】についてお話しします。
娘のトラウマと、父の覚悟
娘と鬼との因縁は、彼女が1歳のときに遡ります。
初めて鬼を見たとき、娘は泣き叫び、逃げ惑いました。
それ以来、毎年のように鬼に泣かされ続けています。
「これ以上やると、トラウマになってしまうのではないか……?」
そんな心配もあり、「今年は鬼が登場しない、平和な豆まきにしようかな?」と弱気になっていました。
しかし、ふと考え直しました。
1歳の息子の初体験のため、そして何より、そろそろ恐怖を克服しそうな娘の成長のため。
「泣いても喚いてもやめない。私は鬼である。」
文字どおり心を鬼にして、子供たちと本気で向き合う覚悟を決めたのです。
第一部:娘との共闘作戦
いきなり恐怖のドン底に突き落とすのは忍びないので、まずは段階を踏むことにしました。
「私も鬼をやって、弟くんを泣かせたい!」
今日は保育園から帰ってきてからというもの、娘がそう意気込んでいたので、まずは「可愛い鬼」として登場しました。
娘は保育園で作ったカラフルなお面、私は豆のオマケでもらった可愛いお面です。
「がおー!」
飛び出すと、1歳の息子は事態が飲み込めずにキョトンとしています。
しかし、相手が父と姉だと気付いたのかニコニコし始めます。
豆を投げられ、私たちは「ぎゃー!」と三文芝居で退散しました。
息子を泣かせることはできませんでしたが、娘は「鬼役」の楽しさを味わい、とびきりの笑顔でリビングに戻って行きました。
誰かを楽しませるという「ホスト」の役割を楽しめるのは、年中行事の中でも節分ならではかもしれませんね。
そして、満足そうな娘はこれから起こる悲劇も知らず、別の部屋へと移動していきました……。
第二部:戦慄!本気の鬼、登場
「パパはお皿洗いがもう少しあるから、終わったら行くね〜。」
そんな日常会話で油断させ、私は急いで着替えます。
ここからが本番です。
・黒の短パン
・上半身は裸
・顔には自作の不気味な紙袋覆面
(本当は棍棒も欲しかったところです笑)
娘の「鬼は外ー!」という元気な声が聞こえた瞬間、遠くから低い声で唸りました。
「……ぐおぉぉぉー!!!」
部屋から声がしなくなりました。
ゆっくりと部屋に向かうと、外の様子を見にきた娘と鉢合わせになります。
娘と目が合った瞬間、時が止まりました。
おそらく2秒ほどでしょうか。
娘は瞬きひとつせず、立ち尽くしていました。
過去の恐怖の記憶と戦っていたのかもしれません。
もう一度咆哮すると、娘は我に返り、妻のいる部屋へ脱兎のごとく逃げ出しました。
「あれ?『今年は鬼をやっつける!』と意気込んでいたのに、今年もダメだったかな?でもダメならダメでたくさん怖がってもらおう。」
そんな拍子抜けした気持ちとワクワク感をもって部屋に向かいました。
恐怖の先に見えた成長
追いかけていくと、息子はすでに妻にしがみついて大泣き。
しかし、娘は違いました。
震えながらも豆を握りしめ、迎撃体勢をとっていたのです。
「おっ! 今年は戦えるのか?」
必死に豆を投げる娘。
豆が尽きると、私が投げ返した豆(優しさです)を拾って、また投げる。
その必死な形相に、私は確かな成長を感じて嬉しくなりました。
一方の息子は、優しく近づいても大泣き。
「怖い」「怖い」と妻から離れなくなるほど、危機的状況だったようです(笑)。
(ちなみに息子は鬼が去ったあとも部屋の外を警戒していました。これも一つの成長ですね。)
最後は、私が退散するのを娘が部屋の外まで追いかけてきて完全勝利。
「勝った!」という自信を胸に、娘は戦いを終えました。
「三文芝居」が作る家族の絆
すべてが終わった後、私は何食わぬ顔で合流しました。
「どうした! すごい声がしたよ!」
という私の三文芝居に、
「パパが鬼だったでしょ!」
薄々勘付いているような娘。
「え? パパはお洋服着てるよ?」としらばっくれると、「そうか……。」と謎の納得をしてくれました。
来年もまだ、この役回りは通用するかもしれません(笑)。
「今年は鬼をやっつけたよ!」と誇らしげな娘。
目に涙を溜めて妻に抱きつく息子。
その様子を笑顔で撮影してくれていた妻。
「今年はやらなくていいかな」と迷っていた節分ですが、終わってみれば、家族全員の心に残る素晴らしい思い出になりました。
年中行事は全力で
今回の節分を通じて改めて感じたのは、「年中行事は楽しんだもの勝ち」だということです。
準備は面倒ですし、部屋は豆だらけになります。
子供は泣くかもしれません。
でも、その「非日常」の体験共有こそが、家族というチームの絆を深め、子供達を成長させる【人間関係の幸福】につながるのだと思います。
娘が本気で怖がってくれるのは、あと1年か2年でしょう。
そう考えると、このドタバタ劇すら愛おしい時間に思えてきます。
皆さんも、もし「面倒だな」と思ってイベントをスルーしそうになったら、ほんの少しだけ「遊び心」をプラスしてみてください。
そこには、予想以上の笑顔と成長が待っているはずです。
今日の「小さな一歩」
次のイベントや季節の行事は、あえて「全力」で乗っかってみる。
完璧な準備は必要ありません。
今回のように紙袋一つでも、大人が本気で楽しめば、それは子供にとって一生の思い出になります。
「面倒」の先にある家族の笑顔を、ぜひ取りに行ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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