仕事始めから数日が経ちましたが、皆さん、調子はいかがでしょうか。
正直に言うと、私は少し……いや、だいぶ疲れています。
久しぶりの仕事による疲れはもちろんあるのですが、それ以上に「お正月休み」の余波が大きいのかもしれません。
保育園がお休みで、四六時中子供たちと一緒だったあの日々。
愛しい我が子たちとの時間はかけがえのないものですが、それと同時に溜まっていく疲れを感じているのは、きっと私だけではないはずです。
そんな時、無性に欲しくなるものがあります。
それは「1人の時間」です。
目的のない「1人時間」が心を救う
1人になって、何か生産的なことをしたいわけではありません。
・ただスマホをぼーっと眺める
・目を閉じて深く呼吸をする
・軽く筋トレやストレッチをする
・読みかけの本を数ページめくる
目的は「これ」と決まっていません。
むしろ、「誰にも邪魔されない空間に身を置くこと」そのものが目的なのです。
しかし、現実はそう甘くありません。
リビングにいれば、子供たちは磁石のように私にくっついてきます。
「パパ大好き!」と好かれているのは本当に嬉しく、父親冥利に尽きます。
これまでの子育てはうまくいっているのかもしれないとも思います。
でも、心のどこかで叫んでしまうのです。
「頼むから、5分だけでいいから1人にしてくれ〜!」
と。
家族から逃げることは「悪」ではない
そんな私がたどり着いた究極のシェルター。
それは「トイレ」と「お風呂」です。
ドアに鍵をかけ、物理的に遮断された狭い空間。
ここだけが、家庭内で唯一許されたサンクチュアリ(聖域)です。
昨日、風呂に入りながらそんなことを考えていました。
もし今、これを読んでいるあなたが、家族との関わりに疲れを感じているなら、声を大にして言いたいです。
「自室やトイレやお風呂に、いつもより少しだけ長く入っていてもいいんですよ。」
自分の心がパンクしてしまう前に一時避難することは、家族と笑顔で向き合い続けるための戦略的な撤退です。
パンクしてしまった心を直すのにはとても長い時間がかかります。
それを避けることは決して悪いことではありません。
「逃げ場所」を与えてくれていたのは誰か
眠たい目を擦りながら、「やっぱり1人になる時間は必要だな。これをブログに書こう。」とブログを書いていた今、ふと、ある疑問が頭をよぎりました。
「そういえば、妻はいつどこに逃げているのだろう?」
私は疲れた時、妻に「ちょっと横になってくる」と言って寝室に逃げ込むことがよくあります(もしかしたら、私が思っている以上の頻度かもしれません)。
その間、リビングからは妻の声が聞こえてきます。
「パパは今ねんねしてるから行かないんだよ。」
子供たちが寝室に来ないよう、必死に気を引いてくれている妻の声です。
それを思い出した瞬間、ハッとしました。
私が1人時間を満喫できているのは、単に寝室やトイレがあるからではありません。
私の代わりに子供たちと向き合い、私の時間を守ってくれている妻がいるからです。
逆に、私はどうでしょう。
妻に「1人になっておいで」と時間をプレゼントできているだろうか。
妻が1人になれる時間は、私に比べて圧倒的に少ないのではないか。
そのことに気づいたとき、申し訳なさと同時に、自分はこんなにもパートナーに大切にされていたんだという温かい幸福感に包まれました。
ときに家族から逃げるのは悪ではないと思いますが、家族の優しさに気づかずに甘え続けるのは悪だと思うのです。
「人間関係の幸福」は一方通行では成立しない
自分を助けてくれる人の存在を身近に感じた時、私は強烈に【人間関係の幸福】を感じます。
「ああ、自分は大切にされているんだな。」という実感。
これは何物にも代えがたい幸福感です。
しかし、ここで甘えているだけでは、この幸福はいずれ崩壊します。
一方的に「1人の時間」や「優しさ」を搾取し続ければ、相手の心は枯渇してしまうからです。
【人間関係の幸福】を与えてくれる相手には、同じように【人間関係の幸福】を感じてもらえるような関わりを返していく必要があると思います。
その幸福を感じさせてくれる相手とずっと笑っていたいですから。
私が妻に守ってもらった時間分、今度は私が妻の時間を守る。
そうやって「優しさ」をパスし合うことこそが、長く続く幸福の正体なのかもしれません。
妻が笑顔でいることは、私の幸福でもあります。
だからこれからはもっと意識的に妻の1人時間を作ろうと思います。
相手の優しさに気づき、甘えず、「幸福のスパイラル」を回していきたいです。
今日の小さな一歩
幸福は、遠くにあるものではなく、日々の小さな積み重ねです。
この記事を読んで「自分も相手に甘えていたかも」と感じた方は、ぜひ今日、こんなアクションを起こしてみてください。
パートナーに「戦略的撤退」を提案する。
「いつもありがとう。30分子供を見ているから、ちょっとゆっくりしてきていいよ。」
と声をかけてみましょう。
相手に「1人の時間」をプレゼントすることは、巡り巡って、あなた自身へ【人間関係の幸福】となって返ってくるはずです。
このブログでは、このように日常に潜む「ゆるい幸福」を、5つの側面(身体的、キャリア、経済的、人間関係、社会的)から探求しています。
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あなたの日常にも、素敵な幸福のヒントが見つかりますように。
