「子供には早寝早起きをさせなきゃ。」
「自分も朝活のために早く寝なきゃ。」
普段はそんなふうに、時間を「正しく」使うことに一生懸命になっていませんか?
私もそうです。
でも、昨日の夜だけは、そんなルールを少しだけ緩めてみることにしました。
結果、そこには効率や睡眠時間よりも大切な、「幸福」以外の何物でもない時間が待っていました。
今日は、そんな金曜日の夜更かしのお話です。
金曜ロードショーと読書の両立
昨日の金曜ロードショーは、ジブリの名作『千と千尋の神隠し』でした。
娘はジブリが大好き。
「夜更かしはあまりさせたくないなあ。」という親心が頭をよぎりましたが、「お正月だし、金曜日だし、多少はいいか……。」と自分に言い聞かせ、最後まで付き合うことにしました。
ただ、私も欲張りです。
「せっかく起きているなら」と、一緒にテレビを見ながら読書をすることに。
いつもなら娘と一緒に寝ている(むしろ私のほうが先に寝落ちしている)時間ですが、テレビがついているおかげか目が冴えています。
「お正月の間に読書を頑張るぞ!」という意気込みもあり、なんとテレビを見ながら、図書館で借りてきた本を2冊も読み終えることができました。
もちろん、がっつり集中してしっかり読み終えたという感じではありません。
見出しや太字の部分を読んで、気になるところ以外は流し読みです。
それでも得るものはたくさんあったと思います。
それに、ずっと本ばかり読んでいたわけではありません。
私は『千と千尋』に出てくる「腐れ神(河の神)」のシーンが大好きなんです。
どろどろと汚い見た目ですが、よく見ると表情や動きがなんとも愛らしいのです。
ヘドロの中を歩く千尋の動きのリアルさや、湯屋のみんなで協力して紐を引っ張る場面、それを遠巻きに見ている神様たちの様子につい見入ってしまいました。
映画の世界に引き込まれては、「あ、読書も進めなきゃ」と現実に引き戻される。
そんな行ったり来たりも、翌日が休みだからこそ許される「夜更かしの醍醐味」です。
普段は「ながら〇〇」はしないように心がけていますが、昨日は読書もできたしテレビも見られたしで、自分としては満足できる「ながら」でした。
膝の上の特等席
さて、隣にいる娘はというと、なぜか私にべったり。
映画の約2時間のうち、1時間半は私の膝の上にいたのではないでしょうか。
何度も「パパ抱っこして〜。」と甘えてきて、私の膝の上を占領します。
特に、千尋が湯婆婆のもとへお願いに行くシーンやカオナシが誰かを食べるシーンなど、少し怖い場面になると背中に隠れたり、お腹に顔を埋めたりして画面を見ないようにしていました。
「千と千尋」は何度も見ているはずなのに、子供の感性はいまだに新鮮で鋭いようで羨ましいです。
おかげで私の読書は何度も中断されました。
でも、娘を膝に乗せて、その体温を感じながら過ごすまったりとした時間は、まさに至福のひとときでした。
期限付きの「甘えん坊」タイム
ふと、娘を抱きしめながら考えました。
「もうじき、こうして怖がって、私を抱きしめてくれることもなくなるんだろうな。」
普段なら、こんなに長い時間くっついていることはありません。
夜更かしをして、一緒に映画を見たからこその特別な時間です。
いつか娘も成長し、「一人で見られるから、パパは先に寝てていいよ。」と言う日が来るのでしょう。
それは成長の証ですが、親としては少し寂しい未来でもあります。
だからこそ、そう言われる日が来るまでは、この「甘えん坊に甘えさせてもらう時間」を満喫させてもらおうと思います。
睡眠時間を削る価値
翌日は休みなので、多少の寝坊はご愛嬌。
睡眠時間が削られても、翌朝の朝活が少し短くなったとしても、子供と一緒に映画を見て、その重みや体温を感じることは、それだけで十分すぎる価値があります。
これも娘の好きな映画なので、また一緒に見ることになりそうです。
効率や正しさも大切ですが、たまにはルールを緩めて、大切な人と「ただ一緒にいる時間」を楽しんでみませんか?
他のことをいったん後回しにしてでも得るべき幸福がそこにはあるかもしれませんよ。
今日の小さな一歩
「しなきゃいけない」を1つ手放して、大切な人と寄り添ってみる。
部屋が散らかっていても、寝る時間が遅くなっても大丈夫。
「今、この瞬間」の温もりは、どんな完璧なスケジュールよりも、あなたの幸福度を高めてくれるはずです。
このブログでは、このように日常に潜む「ゆるい幸福」を、5つの側面(身体的、キャリア、経済的、人間関係、社会的)から探求しています。
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