お金の管理って、本当に難しいですよね。
「これは生活費。」
「これは何かあったときのためのお金。」
「これは投資に回していい余剰資金。」
頭の中だけでこれらをきっちり色分けできていれば何の問題もありません。
でも、私はそれがとにかく苦手なんです。
現在、私と妻それぞれに生活用のネット銀行口座、給与・ローン用の口座、さらに証券口座……。
夫婦合わせると相当な数の口座があり、どこにいくら残しておけば安心なのか、頭がこんがらがってしまっていました。
「投資をするなら、生活費の1年分(生活防衛費)は確保しなさい。」とよく言われますが、あちこちに散らばった残高を合算するのも大変。
そのせいで、せっかくボーナスが入っても、「いくらまでなら投資に回していいの?」「家族との楽しみに使っていい金額は?」と予算が立てられず、ずっとモヤモヤしていたのです。
でも、ある一つの行動を起こしたことで、このモヤモヤが一瞬でスッキリしました。
今日は、私が実践した「脳のリソースを空けるためのお金の整理術」をご紹介します。
「使うための貯金」が管理をややこしくする
きっかけは、先日入ってきた約35万円のボーナスでした。
実は、このうち30万円ほどはすでに使い道が決まっています。
家族が増えるタイミングに合わせて購入予定の「ドラム式洗濯機」です。
AIに相談したりネットで調べたりしたところ、我が家の洗濯機の買い替えは3月〜4月がタイミング的に良いということになりました。
つまり、あと3ヶ月ほどはこの30万円を持っておく必要があります。
ここでいつもの「あの悩み」が浮上しました。
「この30万円を、普段の生活費口座にそのまま入れておくと、また計算がややこしくなる……。」
生活費と混ざると、ふとした時に「あれ? 今月は余裕があるな」と勘違いして使ってしまうリスクもあります。
そこで私が目をつけたのが、今まで見向きもしなかった「定期預金口座」でした。
金利目的ではない「定期預金」の活用法
「定期預金」と聞くと、少しでも高い金利を得るために預けるもの、というイメージがありませんか?
しかし、今回の私の目的は金利ではありません。
「使っていいお金」と「使ってはいけないお金」を物理的に分けること。
ただそれだけのために定期預金を使いました。
これは行動経済学で「メンタルアカウンティング(心の家計簿)」と呼ばれる心理効果にも通じるそうです。
人はお金に「タグ」が付いていないと、つい無計画に使ってしまう生き物なんですね。
例えば、生活費口座に合計100万円入っているとします。
頭の中で「70万円は生活費、30万円は洗濯機代……」と何かの購入を考えるたびに引き算をするのは、脳のメモリを無駄に消費します。
でも、30万円を定期預金に移してしまえば、目の前の残高は70万円。
「この70万円のうち、20万円くらいはパーッと使っても大丈夫だな。」と、直感的に判断できるようになるのです。
意外と簡単!ネット銀行なら5分で完了
実はこれまで、定期預金口座を作ることに抵抗がありました。
「手続きが難しそう。」「一度入れたら満期まで絶対におろせないのでは?」という不安があったからです。
しかし、実際にネット銀行で定期預金口座を開設してみると、拍子抜けするほど簡単でした。
①「定期預金口座を開設する」ボタンを押す
②「入金する金額(30万円)」と「期間」を決める
③確認画面で決定する
たったこれだけ。
5分もかかりませんでした。
あんなに「面倒くさそう」と思っていた自分がアホらしくなるほどのスピードです。
また、「急にお金が必要になったらどうしよう」という不安についても、「最悪、中途解約すればいい」と知って安心しました。
解約すると約束された金利はもらえなくなりますが、元本が減るわけではありません。
そもそも私は金利目的ではなく「脳の整理」が目的なので、解約のリスクは実質ゼロと同じです。
ちなみに、これは私が使用しているわけではないので、完全に受け売りですが、「d NEO BANK(住信SBIネット銀行)」には、「目的別口座」という機能があるそうです。
今回私は「普通預金口座」と「定期預金口座」で分けましたが、d NEO BANK では、普通預金口座を10個に分けられるのだとか。
これがあれば、「生活費」「何かあったとき用」「子供のプレゼント用」「家電買い替え用」など、どのお金をいくら使っていいか、さらにわかりやすくなりますね。
銀行を乗り換えたり、まとめたりする手間が気にならない方は、こちらを使うのもおすすめです。
脳のリソースが空くと、幸福度が上がる
実際に定期預金へお金を移動させると、当然ですが普通預金の残高はガクッと減りました。
でも不思議なことに、私の心は「減った不安」よりも、「整理できた達成感」で満たされていたのです。
「使えるお金」が明確になったことで、これまで予算決めでモヤモヤしていた時間が、「何に使おうかな?」というワクワクする時間に変わりました。
お金の管理が進んだことで、使う楽しみが明確になるという【経済的な幸福】への第一歩だと感じています。
今後は、あやふやになっている「生活防衛費(何かあったときのお金)」も定期預金に移して、より一層「使っていいお金」をクリアにしていこうと画策中です。
みなさんも、目的が決まっているお金や、手を付けてはいけないお金が普通口座に眠っていませんか?
ほんの少しの手間で、脳の疲れが劇的に減るかもしれませんよ。
今日の小さな一歩
お使いの銀行アプリを開いて「定期預金」のボタンを探してみましょう。
そして、もし使い道が決まっているまとまったお金があれば、試しに少額でもいいので「期間指定」で預け入れてみてください。
「普通預金の数字が減ってスッキリする」という不思議な感覚を、ぜひ味わってみてくださいね。
このブログでは、このように日常に潜む「ゆるい幸福」を、5つの側面(身体的、キャリア、経済的、人間関係、社会的)から探求しています。
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