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【経済的な幸福】子供の金融教育。4歳児が教えてくれた「サンタさんより嬉しい」お金の使い方

4歳にお小遣いはまだ早い?

「4歳でお小遣いなんて、まだ早いんじゃない?」

 

きっと、多くの方がそう感じると思います。

 

私もこのお小遣い制度を始めたときは不安でいっぱいでした。 

私自身、お小遣いをもらい始めたのは小学3年生になってからですし、数字の概念がやっと分かってきた幼児にお金の管理なんて無理だろう、と。

 

しかし現在、我が家では4歳の娘に毎月300円のお小遣い制度を導入しています。

 

結論から言うと、この制度は大成功でした。 

単にお金の使い方を理解するだけでなく、私たち親子のストレスを減らし、さらには「幸せなお金の使い方」について、娘から大切なことを教わるきっかけになったのです。

 

今日は、そんな娘が1,000円の大物を買うために奮闘した、数ヶ月間の物語をお話しします。

 

「ガチャガチャやりたい!」からの解放

お小遣い制を始めたきっかけは、「娘の『お金の教育』のため」でしたが、実際に始めてみて一番助かったのは、日々の買い物のストレスが激減したことです。

 

以前の娘は、スーパーやショッピングモールに行くたびにこう言っていました。 

 

娘「ガチャガチャやりたい!」

 

私「今日はダメ。また今度ね。」

 

親としては守る気のない約束をしてなだめるのが常でした。

これ、地味にストレスが溜まりますよね。

 

しかし、毎月300円のお小遣いを渡し、「自分のお金でやるならいいよ。」と言うようになってからは状況が一変しました。

 

「お金は使ったらなくなる」 この当たり前の事実を肌で感じたのか、娘は無闇に「やりたい!」と言わなくなったのです。

 

💡 我が家の4歳児お小遣いルール

・金額: 月300円(100円玉×3枚)

・渡す日: 毎月1日

・使い道: 自分だけが使うものや欲しいものはお小遣いで買う。(みんなが使うものは親が買う。)

・約束: 使い切ったら翌月まで追加なし。前借りは禁止。

 

これだけのシンプルなルールですが、効果は絶大でした。

 

4ヶ月の我慢と、1,000円の目標

そんな娘が、ある日大きな目標を立てました。 

それは、西松屋の「キラキラおしゃれボックス」を買うこと。

 

お値段は1,000円超え。

娘の買い物史上、最高額の品物です。

毎月300円のお小遣いですから、最低でも4ヶ月は一切使わずに貯めなくてはいけません。

 

この数ヶ月間、娘にとって誘惑はたくさんありました。 

「○○欲しい!」と言うたびに、私は問いかけました。 

 

「それを買ったら、おしゃれボックスを買うのが遅くなるけどいいの?」

 

娘は小さな頭で悩み、天秤にかけ、その度に「我慢する」という選択をしてきました。 

そしてついに、目標金額が貯まったのです。

 

「サンタさんのプレゼントより嬉しい」

いざ、決戦の西松屋へ。 

娘と妻、義母が西松屋へ向かい、私と息子は別の買い物に行くことになりました。

 

私と息子は一足先に帰宅しました。

息子をお昼寝させるためです。

 

一緒に眠ってしまった私が目覚めてリビングに行くと、そこには「キラキラおしゃれボックス」を広げ、真剣な表情でお化粧ごっこをする娘の姿がありました。

 

妻が、車の中での様子を教えてくれました。

 

「レジで100円玉を数え間違えちゃったんだけど、そんなこと忘れるくらい嬉しかったみたい。帰りの車の中で、わかりやすいぐらいニヤニヤしてたよ。」

 

そして、娘の衝撃的な一言を教えてくれました。

 

『サンタさんからのプレゼントより嬉しい!』って言ってたよ。」

 

これには驚きました。 

人から与えられる高価なプレゼントよりも、自分で我慢して、計画して、自分のお金で手に入れたものの方が、喜びの深度が深いのかもしれません。

 

娘は私の登場に気付かず、手鏡を見ながらマスカラを塗る真似をしています。 

仕上げにリップを塗り、私の方を向いて「可愛いでしょ?」と、パチクリした目で聞いてきました。

 

「お目目がぱっちりになって、とっても可愛いね! お金、貯めててよかったね。」 

 

そう声をかけると、娘は恥ずかしそうに、でも誇らしげに「うん!」と笑いました。

 

大人の「もったいない」は、子供の「宝物」

今回、娘が買ったおもちゃは、大人から見れば「すぐに飽きてしまいそうなもの」かもしれません。 

もしかしたら、「もっと実用的なものに使えばいいのに。」「貯金しておけばいいのに。」と思う方もいるでしょう。

 

でも、子供にとっての「今一番欲しいもの」にお金を使うことこそが、本当の勉強なのだと思います。

 

私の友人に、30代になっても子供の頃の満たされなかった思いを引きずっている人がいます。 

 

「子供の頃、ボールプールで遊びたかったのに、親に『また今度ね』『もったいない』と言われて一度も遊ばせてもらえなかった。」 

 

その友人は、大人になった今でもそのときの気持ちを鮮明に覚えているのです。

 

子供が一生懸命選んだことに対して、大人の価値観で「正解・不正解」を押し付けてはいけない。 

仮に失敗したとしても、それは「300円や1,000円でできる、貴重な失敗経験」です。

 

1,000円のおしゃれボックスを大事そうに枕元に置いて昼寝を始めた娘。 

彼女は今、「自分のお金で、自分を幸せにする方法」(=【経済的な幸福】)を学んでいる最中です。

 

貯めることばかりを目的にせず、これからも「使う喜び」と「貯める努力」のバランスを、娘と一緒に学んでいきたいと思います。

 

【今日の小さな一歩】

お子さんと買い物に行ったとき、100円や200円の範囲で「このお金、好きに使っていいよ。」と任せてみませんか? 

「えっ、これ選ぶの?」と思うものでも、口出しせずに見守ってみてください。

 

自分で決めて買う経験は、子供にとって何よりの「幸福な経験」になるはずです。

 

 

このブログでは、このように日常に潜む「ゆるい幸福」を、5つの側面(身体的、キャリア、経済的、人間関係、社会的)から探求しています。

 

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あなたの日常にも、素敵な幸福のヒントが見つかりますように。

 

 

 

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