「絵本読んで!」
そう言って絵本を持ってきた子供に対し、「あとでね」「忙しいから」と返してしまったことはありませんか?
私も、日々の忙しさに追われて、そんな時間を後回しにしてしまうことがあります。
でも昨日、図書館での出来事と、娘との夜のルーティンを通して、私はハッとさせられました。
今回は、私なりの【人間関係の幸福】、特に娘との限られた時間の中で見つけた、かけがえのない幸せについてシェアしたいと思います。
図書館は「知識」と「季節」の宝庫
私はよく、4歳の娘を図書館に連れて行きます。
前回借りた10冊の絵本を1週間で読み終えてしまったので、また新しい絵本を探しに行ってきました。
図書館通いを続けていて感じるのは、絵本は単に知識を増やすだけではないということです。
物語を理解したり、人の気持ちを想像したりする力、つまり「心の教育」にとても役立っていると感じます。
そして、図書館のもう一つの魅力は「季節感」です。
今回の私の密かな目的は、クリスマスの絵本を借りることでした。
「そもそもクリスマスって何の日?」
「サンタさんってどんな人?」
そんな知識を得ることはもちろん、
「クリスマス楽しみ!」
というワクワク感を娘と共有し、当日までの毎日を心待ちにできたら、きっと最高に楽しいはずです。
案の定、図書館にはクリスマス特集のディスプレイがありました。
最初は自分のお気に入りの本探しに夢中で、クリスマスの本なんて目に入っていなかった娘。
放っておくと貸出上限いっぱいまで娘チョイス(謎のセレクト含む)で埋まってしまいそうだったので、私はこっそりクリスマスの本を数冊、袋に忍ばせました。
「もうすぐクリスマスだから、こっちの本も借りてみたら?」
そう声をかけると、娘はようやく特集コーナーに気づき、「どれも楽しそうで困っちゃう〜。」 と、目を細めてクネクネしながら喜んでいました。
この調子で、クリスマスを楽しみにしてくれると、我々サンタ代行も働きがいがあります笑
我が家の「絵本タイム」のルール
我が家には、夜の絵本タイムに関する少しユニークなルールがあります。
それは、「時間によって読める冊数が決まる」というもの。
8時30分までにお風呂や歯磨き完了:3冊
8時40分まで:2冊
8時50分まで:1冊
これは、ダラダラしがちな夜の時間をメリハリよく過ごすための工夫です。
昨日は残念ながら、寝る準備が終わったのが8時31分。
「今日は何冊?」と聞く娘に、「時計を見てごらん?」と促すと、「2冊かあ〜。ざんね〜ん……。」と肩を落としていました。
でも、本を選んで戻ってきた娘はもうニコニコ顔。
「まだ知らない物語に出会える」というワクワクが、残念な気持ちを上書きしたようです。
親のエゴと、ルールを破る勇気
「ゲームが好き」
「YouTubeが好き」
と言われると、親としては少し眉間に皺が寄ってしまいますが、
「絵本が好き」
と言われると無条件に微笑ましく思ってしまう。
これは親のエゴかもしれません。
それでも、私も絵本が好きだからこそ、その楽しさを娘と共有できるのは心から嬉しいことです。
ニコニコしながら本を持ってきた娘を見て、私の中にふと甘い考えが浮かびました。
「時間は少し過ぎちゃったけど、3冊読んであげてもいいかな。」
でも、理由なく約束を破るのは教育上よくない気もします。
そこで私は、こう提案しました。
「もう少し、このお皿だけ洗っちゃうから、待ってる間にもう一冊だけ選んできていいよ。」
その言葉を聞いた瞬間、娘の顔がパッと輝きました。
「いいの!?」
弾かれたように立ち上がり、絵本の元へかけていく娘。
あのときの笑顔は、なぜだか私の心に強く焼き付きました。
失ってから気づく前に、今できること
4歳になった娘は、最近ひらがなが読めるようになり、自分で絵本を楽しむ時間が増えてきました。
成長は嬉しい反面、「読んで!」とせがまれる回数は確実に減っています。
少し前までは「またその本? 違うのにしようよ〜」なんて思っていた読み聞かせの時間。
「ちょっと1人の時間がほしい」「テレビ見てて」と思ってしまうこともありました。
でも、毎週のように10冊を超える絵本と出会い、あんなに目を輝かせて喜んでくれる時期は、永遠には続きません。
昨日の「もう一冊」の笑顔を見て、私は改めて気づきました。
絵本が私たちにくれていたのは、単なる「学び」だけではなく、親子の「かけがえのない時間」だったのだと。
時間や機会を失ってからその価値に気づくのは、私たちの悪い癖です。
でも、気づいたその瞬間から、行動は変えられます。
お金をかけなくても、遠くに行かなくても、「図書館に行く」「ルールを少し緩める」たったそれだけで、こんなにも温かい幸福は手に入ります。
子供たちが大きくなったときに「寂しい」なんて言わないように、今しか味わえない幸せな時間を存分に味わおうと思います。
今日からできる「幸福」の拾い方
皆さんも、もしお子さんが「読んで」「見て」と言ってきたら、ほんの少しだけ手を止めてみませんか?
あるいは、たまには自分たちの決めたルールを「ポジティブなサプライズ」として破ってみるのもいいかもしれません。
それは決して甘やかしではなく、今しか味わえない【人間関係の幸福】を貯金する行為なのだと思います。
私はこれからも、娘のあの笑顔を何度でも引き出せる親でありたいと思います。
皆さんの今日も、大切な人との温かい時間で満たされますように。
このブログでは、このように日常に潜む「ゆるい幸福」を、5つの側面(身体的、キャリア、経済的、人間関係、社会的)から探求しています。
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