「もう一歩も外に出たくない……。」
布団の中でそう呟きたくなるほど、急に冷え込みが厳しくなってきましたね。
昨日の朝は特に、「これ、もっと厚手のコートじゃないと無理かも」と思うほどの寒さでした。
皆さん、風邪など引かれていませんか?
そんな極寒の朝、娘を保育園へ送っていくときに起きた「あるハプニング」と、そこで気づいた職場への感謝について、今日はお話ししたいと思います。
もし、あなたが今、
「今の職場は嫌なことばかりだな……。」
「早く退職・転職したいよ。」
毎日そんなふうにため息をついてしまっているなら、ぜひ続きをご覧ください。
きっと少しだけ心が軽くなるヒントが見つかるはずです。
極寒の登園と、娘の謎の意地
玄関のドアを開けた瞬間、突き刺さるような冷たい風。
娘に「寒いね、大丈夫?」と聞く私の心配をよそに、「大丈夫!」と元気な返事。
「子供は風の子って本当なんだな」と感心したのも束の間、娘の体がブルブルと震えているのに気づきました。
「一回お家に帰って、もっとあったかくしてから行こうよ!」
私がそう提案しても、娘は謎の意地を発動中。
「いい!」と頑なに拒否し、顔をこわばらせ、首をすくめながら歩き続けました。
結局、保育園の建物が見えた瞬間に2人で猛ダッシュ。
玄関に滑り込み、人目もはばからず「寒かったけどよく頑張ったね~!」と娘を褒め称えました。
しかし、安堵したのも束の間、娘が私の背筋が凍る事態に気づいたのです。
「あ〜、コップがな〜い……。」
ジトっと目を細めて、私を責めるような、残念がるような、いつもの万能顔を披露する娘。
歯磨き用のコップをバッグに入れ忘れていました。
完全に私の確認不足です。
送りのときの忘れ物、実は私はよくやってしまうんです。
「次はもっと確認しなきゃ」と毎回思うのに、なかなかうまくいきません。
娘の顔に背中を押されながらも、「この寒い中をもう1往復か〜。」と思ってしまい、
「保育園に貸してもらうか、今日はコップなしでいいんじゃない?」
と一応聞いてみました。
もちろん娘は優しく答えてくれました。
「ば〜つ〜!」
手でバッテンを作りながら、ニコニコ顔で怒るという器用さを披露した娘のために、忘れ物を持ってくるためのもう1往復が決まりました。
「忘れ物」が生んだ、意外な気付き
悔やんでいても仕方がないので、娘を預けて一度家に取りに戻ることにしました。 保育園のドアを開けると、先ほどと同じ冷たい風。
「はぁ、またこの寒い中を往復するのか……。」
正直、つらい気持ちが勝っていました。
寒さで外に出るのをためらい、玄関でもたもたと靴を履いていたときです。
ふと、周りの保護者の方々の様子が目に入りました。
私とは対照的に、皆さんはバタバタと忙しそうに動いています。
時計を気にしながら、スーツ姿で足早に去っていくお父さんやお母さんたち。
子供との会話もそこそこにクルッと背中を向けて行ってしまいます。
これから急いで仕事に向かうのでしょう。
その光景を見た瞬間、私の中に「ある感情」が湧き上がってきました。
「私は今、歩いて家まで往復できる『時間と心の余裕』があるんだ。」
あちら側には「時間に追われる焦燥感」があり、こちら側には「失敗をリカバリーできる静かな時間」がある。
そう気づいたとき、今の働き方を許容してくれている職場に対して、じわりと感謝の気持ちが溢れてきたのです。
「権利」よりも「感謝」が幸福を連れてくる
正直に言うと、以前の私はかなり尖っていました。
「労働者の権利は使って当たり前。」
「権利を行使して困るような体制なら、会社が悪い。」
そんなふうに考えていました。
もちろん、それは間違いではないと今でも思います。
でも、「その考え方で自分は幸福になれたか」という意味では、間違いだったのだと思います。
「今の仕事をずっと続けたい!」とまで前向きになれたわけではありません。
「当たり前」と思っていた環境を「ありがたい」と思い直しただけです。
しかし、不思議なことに、
「ここにいる間はしっかり責任を果たして恩返ししたいな。」
という前向きな気持ちが湧いてきました。
そんなふうに幸福を噛み締めながら歩いていると、不思議なことが起こりました。
さっきまであんなにつらかった寒さが、少し和らいだように感じたのです。
心持ち一つで体温まで上がったような、そんな感覚でした。
いつもすれ違う小学生たちを思い出して、「こんな寒い中、歩いて登下校している子どもたちはすごいなぁ。」 と、尊敬の念さえ抱けるようになっていました。
今日の「幸福」のヒント
忘れ物をしたおかげで、家と保育園をプラス1往復することになりましたが、そのおかげで大切なことに気づけました。
職場や仕事に対して、不満を挙げればきりがありません。
人間はどうしても悪いことの方が記憶に残りやすい生き物です。
でも、「今の環境だからこそできていること」に目を向けると、そこには意外な「感謝ポイント」や「幸福」が隠れています。
私が定義する【キャリアの幸福】は、単に仕事で成果を出すことだけではありません。
「自分の生活や家族を大切にしながら、納得して働けている状態」もまた、立派な【キャリアの幸福】なんですよね。
皆さんの今の仕事や環境で、「あ、ここは恵まれているかも」と思えるポイントはどこですか?
今日は一つだけでも、その「良いところ」を探して、心の中で感謝してみてください。
きっと、少しだけ足取りが軽くなるはずです。
このブログでは、このように日常に潜む「ゆるい幸福」を、5つの側面(身体的、キャリア、経済的、人間関係、社会的)から探求しています。
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あなたの日常にも、素敵な幸福のヒントが見つかりますように。
