忙しい毎日、仕事や家事に追われていると、つい大切な人との「ほっこりする時間」を見失いがちになりませんか?
「幸せ」というと、旅行やイベントのような大きな出来事を想像してしまうかもしれません。
でも実は、日常の本当に些細な瞬間にこそ、心をじんわりと満たしてくれる温もりが隠されています。
このブログでは、そんな日常に潜む「幸福」の体験談を綴っています。
今日は、私が深夜の仕事中に体験した、たった10分間の短い短い出来事についてお話しします。
でもその体験は、私にとっては大きな大きな【人間関係の幸福】となったのです。
真夜中の仕事を中断させる声
その日、私は深夜2時ごろから本業の仕事をしていました。
(といっても、勤務時間内に終わらなかった資料作りを持ち帰ってやっていただけなのですが。)
普段は子供たちの声が響き渡る賑やかな我が家も、この時間ばかりは静まり返っています。
一人パソコンに向かうこの夜の時間は、集中できるので意外と嫌いではありません。
「静かで作業がはかどるなぁ。」
そんなことを考えながらキーボードを叩いていると、寝室からハッキリとした声が聞こえてきました。
「えーん……、えーん……。」
一瞬ドキッとしましたが、これは4歳の娘の寝言です笑
娘は時々、こんなふうに大きな寝言を言うのです。
隣で寝ている時に起こされると正直ちょっと迷惑ですが、こうして起きている時に聞くと、なんだか可愛らしくて頬が緩みます笑
「また何か言ってるな。」
そう思っていると、声は自然と聞こえなくなりました。
再び寝入ったか、妻が対応してくれたのでしょう。
見ていないのに、可愛らしい娘と寝ぼけながら娘をトントンする妻の姿が見えました。
ヒーロー、出動の時
しかし、静寂が戻ったのも束の間。
またしばらくすると、今度は別の声が聞こえてきました。
「ぎゃー!!」
これは悲鳴ではありません。
1歳の息子の、いつもの泣き声です。
息子は夜中に何度か目を覚まします。
いや、目を覚ますというよりは、寝つきが悪くて泣いてしまう、といった方が近いかもしれません。
この日も、一度泣き止んだかと思うと、数分後にまた泣き出していました。
その度に妻が起きて対応してくれているようです。
何度も聞こえる息子の泣き声に、妻の苦労を思いながら仕事をしていました。
「また対応してくれているな…」と。
しかし、今までよりも長い何度目かの泣き声に、ついに、いてもたってもいられなくなりました。
もちろん、「気になって仕事が手につかない」というのもありましたが、それ以上に「今、自分が行けば、妻が少しでも長く眠れるかもしれない。」という気持ちが勝りました。
資料作りを中断し、私は寝室へと向かいました。
(……でも、私が行くことで、逆に息子の目が覚めてしまったらどうしよう。)
そんな不安もよぎりましたが、今は何より妻に少しでもゆっくり眠ってほしい。
その一心で、足音を抑えながらも足早に寝室のドアを開けました。
たった10分間の幸福な任務
寝室では、案の定、息子がまだ寝付けずにモゾモゾしていました。
妻が私の登場に少し驚いていたような気がしますが、構わずに息子をそっと抱き上げます。
「どうした?大丈夫だよ。」
息子の耳元で囁きます。
この可愛らしい息子は、一体どうしてこうも泣くのでしょうか。
数年前、娘も同じように夜泣きをする時期がありました。
おしゃべりができるようになってから「怖い夢見たの?」と聞くと、「うん」と答えてくれたこともあります。
(私が聞いたからそう答えただけかもしれませんが……。)
もし本当に怖い夢を見ているなら、かわいそうです。
なんとか安心させてあげたい。
そんな記憶を思い出しながら、当時と同じ気持ちで息子を抱っこしました。
「この子たちが泣かないでいられるようにしたい。」
そんな甘々な親バカ心ですが、寝ている間くらいは、どうか良い夢を見てほしいと心から願います。
息子を抱っこして、落ち着くように背中をトントンと優しくさすりながら、部屋の中をゆっくりと揺れたり歩いたり。
すると、数分も経たないうちに、腕の中で小さな寝息が聞こえ始めました。
「……よし、任務完了。」
「息子のことを救えたかな?」と思うと、自分がなんだかヒーローのように感じられました。
大袈裟かもしれませんが、「自分が必要とされている実感」「家族を守れた」という小さな達成感が、深夜の疲れを吹き飛ばしてくれたのです。
そっと息子を布団に降ろし、お気に入りの毛布をかけます。
リビングに戻る前に、すやすや眠る娘にも、お気に入りの毛布をかけ直しました。
起きているときとは打って変わって、静かに眠る2人の寝顔を見て、「やっぱり可愛いな」と、心の底から思ったのでした。
幸せは「気づく力」
寝室に行ってからリビングに戻るまで、わずか10分足らずの出来事。
でも、そこには確かに「幸せ」がありました。
幸福の大きさは、時間の長さでは決まりません。
忙しい毎日の中では、子供の寝言や夜泣きを「睡眠を妨害するもの」「面倒なこと」と捉えてしまいがちです。
私も、普段寝ている時に起こされればそう思ってしまいます。
でも、ほんの少し見方を変えて、「自分を必要としてくれている瞬間だ」「家族の温もりを感じる貴重な時間だ」と捉え直す(=解釈を変える)だけで、それはストレスから「確かな幸福」に変わるのです。
大切なのは、どんな時間を過ごすか。
そして、その瞬間に「あ、今すごく幸せだ」と自分で気づき、味わう力です。
私にとっての深夜のヒーロー体験は、まさにそんな「気づき」をくれた、小さな、でも確かな【人間関係の幸福】でした。
これからも、日常に隠された小さな幸せのサインを見つけられるように、このブログを書きながら力をつけていきたいです。
あなたは最近、どんな「小さな幸せ」を感じましたか?
それは、家族との何気ない会話かもしれませんし、美味しいコーヒーを淹れられた瞬間かもしれません。
ぜひ、あなたの「ほっこりした瞬間」や、誰かのための「小さなヒーロー体験」があれば、コメントで教えてください。
一緒に幸せのかけらを集めていきましょー!
