皆さんは、仕事以外に「これに夢中になっている!」と胸を張って言えるものはありますか?
あるいは、「何か趣味を見つけたいけれど、何が自分に合うかわからない」「始めても長続きしない」と悩んでいませんか?
私のブログでは、幸福を5つ(身体的、キャリア、経済的、人間関係、社会的)に分けて考えていますが、今回はその中の一つ、【キャリアの幸福:仕事や趣味など自分が熱中できる物事に関する幸福】について、私の体験をお話しします。
日常に追われて趣味を楽しむ時間なんてないと思っている人も少なくないかもしれませんね。
そんな方にこそ、何かのヒントになるかもしれません。
まさかの「サツマイモ100本」という挑戦
実は我が家、今年サツマイモの苗を100本植えました。
今思えば、一般家庭で100本は完全に「やりすぎ」だった気がします。
お隣さんから畑を貸していただけることになり、つい張り切ってしまいました。
本当に感謝しかありません。
1本の苗から3〜5本のサツマイモが採れるとすると、単純計算で300本超え。
収穫したサツマイモは箱詰めされ、我が家の玄関を占拠しています。
玄関を開けるたびに、丸々と肥えたサツマイモの山が目に入るんです。
どうやって食べようかなと毎日ワクワクしてしまいます。
「玄関が狭くて靴が履きにくい!」と家族から言われますが、これはなんとも嬉しい悲鳴です笑
大変さの先に見えた「熱中」の正体
もちろん、100本もの収穫は簡単なことではありません。
我が家の畑は粘土質で土が重く、子供の力だけではなかなか掘れないのです。
収穫は3回に分けて行いました。
1回目は娘のお友達も呼んで賑やかに。
2回目は家族総出で。
そして、最後の30本ほどは……私一人でした笑
実は3回目の昨日も、娘は畑にはいましたが、すでに2回の芋掘りで熱は冷め切っていたようで、応援(という名の土遊び)に徹していました。
初めのうちは「おいも出てきたけど掘る?」なんて聞いていましたが、「こっち掘ってるから大丈夫ー。」という気のない返事が返ってくるばかり。
「ええい、もう私がやる!」
そう思って、片手にスコップ、片手にサツマイモのツルを掴んで一人で奮闘しました。
そういえば今年は、人に抜かせるために土を掘り返してばかりで、自分自身が「収穫」する楽しみを味わっていなかったかもしれません。
重たい粘土質の土にグッとスコップを入れ、ツルを掴んで持ち上げる。
「ボコッ!!」 土の塊と一緒に、立派なサツマイモが一気に抜ける感覚。
これが、思った以上に楽しかったのです。
暗くなる前に終わらせたい一心もあり、夢中で掘り続けました。
終わる頃には腰も背中もバキバキでしたが、不思議と嫌な疲れではなく、心地よい疲労感(これは【身体的な幸福】にも通じますね)に包まれていました。
芋掘りが育てる、もう一つの「収穫」
土まみれになって収穫したサツマイモ。
少し湿っていたので、玄関に新聞紙を広げて乾かしていると、その量を見た娘が目を輝かせて言いました。
「サツマイモ食べ放題だね!」
この笑顔のために頑張ったんだな、と心の底から思えます。
大変だったはずの作業も、「喉元過ぎれば」なんとやら。
収穫までの手軽さ(植えたらほぼ放置でした)、収穫の楽しさ、子供の喜び、そして「ご近所さんへのおすそ分け」という楽しみ。
そういえば、畑から玄関へサツマイモを運んでいる途中でバッタリ会ったご近所さんに、「サツマイモ要りますか?」と、土&ツル付きのままおすそ分けしました。
以前はご近所さんに声をかけるのも少し緊張していたのに、こんな気軽なコミュニケーションが取れるようになった自分の変化にも驚いています。
これも、サツマイモがくれた【社会的な幸福】なのだと感じます。
「やりすぎ」くらいが、人生を豊かにする
熱中できる【キャリアの幸福】とは、必ずしも仕事の成功だけを指すのではありません。
私にとって、それは土に触れ、作物を育て、時には「やりすぎちゃった!」と笑いながら、その恵みを家族やコミュニティと分かち合うことでした。
大変さも含めて、「また来年もやりたいな」と考えてしまう。
むしろ、「来年はもう少し多くてもいいかな」なんて思っている自分もいます。
これは多分、私の生涯の趣味になるのだと思います。
今は畑を借りている身ですが、いつかは自分の畑を持って、もっともっとたくさんのサツマイモを作りたい。
そんな夢も膨らんでいます。
あなたも「夢中になれる何か」を見つけませんか?
「熱中できる趣味がない」と感じているなら、もしかしたら「ちょっとやりすぎかな?」と思うくらいが、新しい世界を見せてくれる合図かもしれません。
私にとっての「サツマイモ100本」がそうであったように。
もちろん、それは土いじりでなくても構いません。
大切なのは、「プロセスに夢中になり」「心地よい疲労感を得て」「誰かの喜ぶ顔が見られる」ことかもしれません。
・DIYで大きな棚作りに挑戦して、部屋が片付いた達成感と家族の「すごい!」を聞く。
・週末に何種類もパンやシフォンケーキを焼いて、家中に広がる甘い香りと「食べ放題だね!」という子供の笑顔を見る。
こんな体験も、私の芋掘り体験と、本質は同じ【キャリアの幸福】です。
いきなり「100本」は大変ですが、まずは「ちょっとだけ時間を忘れて没頭できること」から始めてみませんか?
あなたが今、夢中になっていること、あるいは「ちょっとやりすぎかな?」と思いながらも楽しんでいる「趣味」は何ですか?
「私もこんな『やりすぎ』体験あります!」(DIYでも、料理でも、もちろん家庭菜園でも!)といったエピソードも大歓迎です。
ぜひコメントやX(旧Twitter)で、あなたの「幸福のタネ」を教えてください。
今年の芋掘りの幸せを皆さんもおすそ分け↓