子供と過ごす休日、どうしていますか?
「本当は一緒に何かしたいけど、準備や片付けを考えると面倒……。」
「結局テレビや動画に頼ってしまって、後でちょっと罪悪感……。」
そんなモヤモヤを抱えていませんか?
特に「子供と料理」なんて、散らかるし、時間もかかるし、「ただでさえ大変なのに!」と、イライラしてしまいそうで、ハードルが高いと感じますよね。
でも、ちょっとした「心の持ちよう」と「工夫」で、その時間が最高の【人間関係の幸福】(=自分が大切だと思う相手とのかかわりの中で感じる幸福)の時間に変わるかもしれません。
今回は、私が体験した、4歳の娘とのドタバタだけど最高に美味しかったオムライス作りの話をご紹介します。
「子供と何かしたいけど、イライラしたくない」というパパさん・ママさんのヒントになれば嬉しいです。
きっかけは「オムライス食べたい!」コール
一昨日、娘が「オムライスが食べたい!」と言い出しました。
最近ハマっている塗り絵に、オムライスを美味しそうに食べているキャラクターがいたのがきっかけでした。
そのときは「また明日ね」と流したのですが、翌日になっても娘のオムライス熱は冷めません。
朝ごはんの準備中も「オムライスが食べたい!」
昼ごはんの準備中も「オムライスが食べたい!」
その熱意にいよいよ根負けした私は、昨日の夕飯はオムライスにすることを約束しました。
テレビより「一緒に作ろう」
昼寝から娘と息子が起きてきて、おやつの時間。
食器を片付けながら「そろそろ夕飯の準備でもするか」と考えていたとき、娘が「私の好きなテレビ見ていい!?」と聞いてきました。
せっかくの休日、少しぐらいテレビから離れてほしいな……と思ったとき、ひらめきました。
「テレビよりさ、一緒にオムライス作らない?」
そう提案すると、娘は目を輝かせて「作る!」と元気よく頷きました。
テレビより夢中になってくれることが、まず嬉しかった瞬間です。
イライラしないための「環境整備」
娘が張り切って手を洗いに行っている間、私は妻に1つお願いをしました。
それは、息子の隔離です。
誰かが料理をしていると「食べたいー!」と寄ってきて邪魔をしてしまう息子。
これでは娘とのクッキングに集中できません。
そこで、妻に事情を話し、息子を買い物に連れ出してもらうことにしました。
「これで娘とじっくり向き合える!」
快く連れ出してくれた妻には本当に感謝です。
イライラしないためには、こうした「環境整備」も大切ですね笑
父と娘のクッキングスタート!
夕方5時。
いつもより早めのクッキングスタートです。
今日は娘にほとんどの調理を任せるつもりでした。
心配なのは「包丁」「コンロ」「味付け」の3点です。
①包丁:無理せず「文明の利器」に頼る
まずは玉ねぎのみじん切りとソーセージ。
さすがに細かく切らせるのは怖かったので、私の補助付きで大きめにザクザクと切ってもらいました。
慣れない「猫の手」で食材を押さえ、転がる食材を何度も置き直しながら切る顔は真剣そのもの。
「包丁は斜めに入れるんだね!」と、今日の学びも得たようです。
その姿がとても愛おしかったです。
そして、大きめに切ったあとはフードプロセッサーにお任せ!
スイッチ一つで、安全に、素早くみじん切りが完成しました。
子供と料理をするなら、1台持っていると本当に便利です。
無理に全部やらせようとしない。
これも「ゆるく」楽しむコツです。
②コンロ:安全第一の「弱火」でじっくり
細かくなった食材をフライパンで焼いていきます。
娘は以前、火傷をしたことがあり、コンロには慎重です。
火加減はもちろん「弱火」。
焦げ付き防止と、火傷防止のためです。
私が一緒にヘラを持ち、フライパンの中身を混ぜるときの手首の使い方を練習。
ご飯が入ったあとは特に重そうで大変そうでしたが、「ご飯を潰さないように、切るように混ぜるんだよ。」と伝えると、すぐに体得していました。
③味付け:「取り返せない失敗」を防ぐ工夫
ここが一番の難関です。
切るのが上手にできても、火が通っていても、味付けを失敗したら悲しい思い出になってしまいます。
ケチャップを絞る娘の、恐る恐るといった眼差しが印象的でした。
塩は、私が「そのぐらい!」という量を見せてからスプーンですくってもらい、コショウは一度私の手に適量を出してから、フライパンに入れてもらいました。
こうすることで、「入れすぎた!」という取り戻せない失敗を防ぐことができます。
そして、「味見」も覚えました。
いつもは私が料理していると「味見〜」と近づいてきて、食べたら親指をグッと立てるだけ。
しかし今日は、薄めの味から調整していったので、「もう少しケチャップ入れて良いかな」と自分で味を調節していました。
「味見」の本当の意味に気付けていたら嬉しいです。
得意技とこだわりの仕上げ
卵を割って溶くのは娘の得意技。
薄焼き卵も、おたまで1すくいずつフライパンに入れ、回しながら上手に作れました。
そこへ妻と息子が帰宅。
見た目にもこだわりたい娘は、ケチャップライスをお椀に詰めて、お皿にポン。
その上に卵を被せ、手で形を整えます。
テーブルに運び、小さなシェフがケチャップで仕上げをして、無事オムライスが完成!
娘は「やりきった!」という顔でみんなをテーブルに呼びました。
最後まで大きな手出しも口出しもせずに、娘と一緒に楽しめた私も、ここでやっと肩の荷が降りた気がしました笑
最高の「いただきます」
家族揃って「いただきます」。
まずは待ちきれない息子に一口。
「うまー!」と感動の声をあげています。
普段、味付けのないご飯は口から出してしまうこともある息子が、「早く次をくれ」と催促するほど。
続いて、娘も一口。
何も言わずに、ドヤ顔で目を細めて親指を立てました。
そして「パパとママも食べて!」と勧めてきます。
わかります。
自分が美味しいと思うより、人から美味しいと言われる方が何倍も嬉しいんですよね。
妻は一口食べて「今まで他人が作ったオムライスって食べたことないかも。とっても美味しい!」と大絶賛。
(あまりの感動に、私が過去に作ってあげた記憶は塗りつぶされてしまったようです……笑)
私も一口。
「オムライスってこんなに美味しかったっけ?」と言ってしまうほど、本当に美味しかったのです。
娘は満足そうにニコニコ。
いつもは苦手なものが最後に残りますが、この日は「オムライスが美味しいから最後にとっておく!」という徹底っぷりでした。
完璧じゃなくていい
夕飯の片付けをしながら妻が言いました。
「よく一緒にご飯作れたよね。私には無理だわ。まだまだできないことも多くてイライラしちゃうもん。」
私も妻の意見に同意するところは多くあります。
それでも、作っているときに苦痛は全くありませんでした。
それは、妻が息子を連れ出してくれたからという「環境」のおかげでもあり、何より、娘とのその時間が純粋に「楽しかった」からです。
完璧じゃなくて良いんですよね。
フードプロセッサーに頼るなど、手を抜いたって良いんです。
「今日は子供が作る日だから」そんな心の余裕が、この日の幸福を倍増させてくれました。
どんなものができたとしても、大切な娘と「一緒に」それを作っている時間は幸せだし、家族みんなで「一緒に」それを食べる時間も幸せです。
私にとっての【人間関係の幸福】とは、まさにこれ。
大切な相手と、同じ目的に向かって何かを成し遂げ、その喜びを分かち合うことなのだと、改めて実感しました。
「ゆるく」一緒に楽しんでみませんか?
「子供と料理」と聞くと身構えてしまいますが、完璧な料理を目指す必要はありません。
まずは、
・レタスをちぎってもらう
・卵を割ってもらう
・ホットケーキを混ぜてもらう
こんな簡単なことからで十分です。
うちの娘も、ミニトマトのヘタを取るところからでした。
大切なのは「完璧な結果」ではなく「楽しい時間」。
ぜひ「ゆるく」構えて、お子さんとの「今」しかない共同作業を楽しんでみませんか?
皆さんがお子さんと一緒にやってみて楽しかった「お手伝い」や「共同作業」はありますか?
「うちはこんな工夫でイライラ回避してます!」といったアイデアがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね。
