皆さんは、日々の子育てや家事の中に「やりがい」や「自分の成長」を感じる瞬間はありますか?
「毎日同じことの繰り返しで、そんな余裕ないよ……。」
「たまにはゆっくり寝たいし、一人の時間が欲しい……。」
育児や家事に追われていると、ふとそんな風に感じてしまう夜、ありますよね。
いつもなら私もそう思っています。
今日はまんまと寝坊してしまい、たくさん寝たはずなのに頭がぼーっとしています。
眠たくて頭は回らないし、体は重いし……。
理由は簡単。夜中に娘に叩き起こされたからです。
しかし、今日の私はいつもと違いました。
そんな大変な出来事の中に、思わぬ「幸福」を見つけてしまったのです。
惨事の幕開けは、深夜0時
昨日、というより、もう今日ですね。
深夜0時、静まり返った寝室に「ゲホゲホッ!ゴホゴホッ!」という娘の激しい咳が響き渡りました。
その音を目覚まし代わりに、私は飛び起きます。
娘は寝ている間にむせてしまうことがよくあります。
季節の変わり目で朝晩が冷え込んできたせいか、また鼻水が喉に流れてむせてしまったのでしょうか。
そして、その勢いで吐いてしまうこともしばしば……。
「またか……!」
そんなことを考えながら布団を蹴り上げ、寝ぼけながら咳き込む娘の体を起こします。
咳にだんだんと水音が混ざり始め、いよいよまずい雰囲気に。
このままでは、布団に嘔吐して家族全員を起こし、真夜中の大洗濯大会が始まってしまいます。
眠いなんて言っていられません。
私は娘の体を揺すり、文字通り「叩き起こし」ました。
チームで乗り越えた深夜のミッション
トイレに駆け込み、電気をつけると、いきなりの明るさに娘が「まぶしいのイヤ〜。」とぐずり始めます。
しかし、咳はまだ止まりません。
「ごめんね、あっち向いて!ゲが出そうになったら、便器にするんだよ!」
そう言い聞かせて体を便器の方へ向けた、まさにその瞬間でした。
予想通り、娘は耐えきれずに吐いてしまいましたが、本当にギリギリのところで、なんとか便器の中に吐くことができました。
まさに、ファインプレー。
その後は、うがいをさせてお茶を飲ませ、落ち着かせます。
咳は止まったものの、まだ鼻がぐずぐず鳴っていたので、2度目のむせ込みで息子を起こしてしまうかもしれません。
一緒に飛び起きていた妻と、アイコンタクトだけで「移動しよう」と意思疎通。
2人で息を殺しながら、私と娘の布団だけをそーっと別室へ運び出しました。
こういう時の夫婦の連携プレーは、なぜか不思議と息が合うんです。
言葉はいらない、まさに「相棒」という感じ。
ピンチの時にこそ深まる絆に、【人間関係の幸福】を不覚にも感じてしまいました笑
枕元には、お茶、ティッシュ、そして念のためのエチケット袋を準備。
万全の体制を整えると、娘も安心したのか、その後は朝までぐっすりと眠ってくれました。
……まあ、その結果が、私の本日の寝坊につながるわけですが笑
これは「子育て」という名のキャリアだ
朝、ぼーっとする頭でブログを書こうとして、ふと気づいたことがあります。
「私、成長しているな」と。
何を隠そう、娘の嘔吐との戦いは、これまで連戦連敗でした。
初めは布団に、次は少し学習してトイレに連れていくも間に合わず廊下に、最近では「手で受け止める」という荒業まで編み出したこともありました。
それが昨夜、ついに初めて、被害をゼロに抑えることができたのです。
毎回、寝ぼけ眼で必死に対応していましたが、その経験は無駄じゃなかった。
どうすれば被害を最小限にできるか、どうすれば娘を落ち着かせられるか、無意識のうちに経験値が蓄積されていたんですね。
そして、それはきっと私だけではありません。
娘も、苦しいながらに「トイレでする」ということを少しずつ学んでいたのかもしれません。
昨夜の成功は、私たち親子のささやかな「成長の証」です。
子育ての中で、子どもの屈託のない笑顔を見られる瞬間は、まさしく【人間関係の幸福】そのものです。
それは、何にも代えがたい宝物です。
しかし、今回のように、今までうまくいかなかったことがうまくいくようになる瞬間の「達成感」。
そして、失敗しても「次こそは!」と試行錯誤するプロセス。
このやりがいや試行錯誤は、仕事でプロジェクトを成功させた時の喜びに似ています。
これこそ、私が定義する【キャリアの幸福】なのです。
私にとって子育ては、人生をかけて熱中できる、最高の趣味であり、最高のプロジェクトなのかもしれません。
あなたの日常に隠れた「やりがい」を見つけよう
大変だけど、その大変さの中にこそ、楽しさや成長の種が隠れていることがあります。
娘が「パパ、パパ」と頼ってくれる、このかけがえのない時間も、あと何年でしょうか。
娘を叩き起こして嘔吐の手伝いをするなんて、両手両足の指で足りるのかもしれません。
そう考えると、嘔吐の手伝いだって嫌なはずなのに、少し寂しくもあり、愛おしい瞬間に思えてきます笑
だからこそ、限りあるこの楽しみを、心に余裕がある限り、存分に味わっていきたいと思うのです。
この記事を読んでくださっているあなたも、ぜひ一度、ご自身の日常を振り返ってみてください。
・いつもより少しだけ、料理が美味しくできた。
・ごちゃごちゃだった部屋が、工夫してスッキリ片付いた。
・なかなか懐かなかったペットが、膝の上で寝てくれた。
そんな、ささやかな「できた!」の中に、あなたの成長と【キャリアの幸福】が隠れているはずです。
まずは今日の終わりに、今日一日で「うまくいったこと」を一つだけ、メモに書き出してみませんか?
きっと、あなたの毎日が、昨日より少しだけ輝いて見えるはずです。