ゆる★うぇるびーいんぐブログ

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【社会的な幸福】「仕事=苦痛」から卒業!あなたの「好き」が誰かを救う

「この仕事、誰か代わってくれないかな。」

職場で、そんな風に感じたことはありませんか?

 

逆に、「この作業、あの人がやるより私がやった方がずっと早いのに……。」

なんて、思ったことがある人もいるかもしれません。

 

もし、その「私がやった方が早いのに」が、あなたにとって苦ではない、むしろ「ちょっと好き」な作業だとしたら、それは、あなたの【社会的な幸福】を高める絶好のチャンスかもしれません。

 

今日は、私が職場でほんの少し勇気を出して行動した結果、たくさんの感謝に包まれたエピソードと、そこから学んだ幸福のヒントについてお話します。

 

パソコンの前で固まるベテランの先生

私の職場は学校です。

ここ最近、職員室でパソコンの画面を前に、深いため息をついているベテランの先生がいます。

〇〇先生です。

 

〇〇先生が担当していたのは、毎週の時間割を調整する仕事。

私の勤務校では、学期ごとに基本的な時間割が決まっていて、そこから先生方の出張や研修に合わせて、毎週パズルのように授業を入れ替えていきます。

 

例えば、こんな感じです。

本来、月曜1限にA先生の「1年1組の国語」があるけれど、A先生が出張だ。

A先生の空いている火曜1限に授業を動かそう。

でも、火曜1限はもともとB先生の「1年1組の数学」がある。

じゃあ、B先生の空いている月曜1限に数学を動かせば、丸く収まる!

 

文字にすると簡単に見えるかもしれませんが、全学年、全教科、全教員の都合が複雑に絡み合うため、このパズルは想像以上に大変です。

この作業が苦手な人にとっては、本当に苦痛な時間なのだそうです。

 

〇〇先生は、明らかにパソコンが苦手な様子でした。

特に、

「老眼のため、画面全体を俯瞰して見るのが難しい。」

「キーボードのタイピングがゆっくりで、入力に時間がかかっている。」

そんな言葉を何度もこぼしていました。

 

長い時間パソコンとにらめっこしては、「うーん…」「困ったな…」とため息をもらす姿を見て、私は思いました。

 

「このパズル、私がやったらもっと早く、もっと楽しくできるのに」と。

 

「好き」や「得意」は、誰かの「苦手」を救う仕事になる

実は私、このパズルような作業が苦ではありません。

むしろ、難しい条件がピタッと綺麗にはまったときには、快感すら覚えるほどです。

「だったら〇〇先生がやるより、私がやったらいいのでは?」と思いました。

 

この考え方のヒントは、育休中にありました。

育休中、少しだけ自分の働き方について考える時間があり、「得意なことや好きなことを仕事にしたら、毎日ポジティブに働ける」「仕事が嫌なのではなく、嫌な仕事が嫌なだけ」という話に感銘を受けたのです。

 

「仕事」とは、突き詰めれば、誰かの役に立ってお金をいただくこと。

 誰かの役に立つのは本来とても喜ばしいことなのに、いつの間にか「やらなきゃいけないこと」「苦手なこと」の連続になって、仕事そのものが嫌になってしまうのは、本当にもったいないですよね。

 

だったら、自分の「好き」や「得意」を活かせばいい。 

例えば、私は黙々と作業するのが好きで、夏の暑い中の草取りもあまり苦になりません。

「暑い中、草取りなんて絶対やりたくない!」という人の代わりに草取りをすれば、それは立派な「仕事」になります。

ラジオを聴きながらの皿洗いも、私にとってはリラックスタイムです。

自分にとっては軽い気持ちでこなせることでも、他の誰かにとっては「お金を払ってでも代わってほしい苦手なこと」かもしれません。

 

今回、時間割の仕事はまさにそれでした。

私にとっては楽しいパズルゲーム。

でも、〇〇先生にとっては苦痛な作業。

それなら、私が代われば、みんながハッピーになるんじゃないか?

そう思ったのです。

 

「仕事をください」と言ってみた

そうと決まれば、すぐに行動です。

私は教頭先生のところへ行き、こう切り出しました。

 

「教頭先生、時間割の仕事なんですけど、〇〇先生は他の仕事も多くて大変そうなので、もしよろしければ私に回してもらっても大丈夫ですよ。」

 

教頭先生は、まるで「え、この人、何を言っているんだ?」と言わんばかりに、目を丸くして言葉に詰まっていました。

それもそのはずです。

昨今の学校現場は人手不足で、誰もが大量の仕事を抱えています。

そんな中で「仕事をください」なんて言う人は、まずいません。

しかも、仕事が増えても給料は変わらないのですから。

 

「え? えっと……」

驚きのあまり言葉を詰まらせた教頭先生でしたが、「とっても嬉しい申し出だから、校長先生と〇〇先生と相談してくるね!」と言うと、足早に校長室へと向かっていきました。

 

その後の展開は、あっという間です。

校長先生が〇〇先生を校長室へ呼び、そのすぐ後に私が呼ばれました。

 

校長室に入ると、校長先生、教頭先生、〇〇先生が揃っていました。

「ゆるさんから申し出のあった時間割の件だけど、〇〇先生とも相談して、ぜひお願いすることになりました。ただ、ゆるさんも他の仕事があるだろうから大変だと思うけど、それは大丈夫なの?」

と校長先生。

 

私にとってはまったく問題のないこと、むしろ好きな作業であることを伝えると、話はものの数分でまとまりました。

 

私が驚いたのはその後です。

校長先生と教頭先生から丁重にお礼を言われ、職員室に戻ってからも、〇〇先生から「本当にありがとう!助かったよ!」と何度も何度も感謝されました。

 

私にとっては「なんてことはない提案」だったのに、周りの反応は想像以上でした。

この時、「自分にとっての当たり前は、誰かにとっての特別なんだ」ということを、改めて実感したのです。

 

あなたの「好き」がコミュニティを幸せにする

私が〇〇先生の仕事を引き受けたことで、〇〇先生は苦手な作業から解放され、その分の時間とエネルギーを他の得意な仕事に使えるようになります。

管理職にとっても、業務がスムーズに進むことは、とてもありがたいはずです。

そして私自身は、好きな作業で職場に貢献でき、みんなに喜んでもらえるという満足感を得られます。

 

もちろん、「自分の仕事なんだから、苦手でも努力してスキルを身につけるべきだ」という意見も、その通りだと思います。

でも、組織やチームで働く意味は、お互いの強みを活かし、弱みを補い合うことにあるのではないでしょうか。

支え合った方がうまくいくなら、その方がずっと効率的で、何よりみんなが気持ちよく働けるはずです。

 

これは、職場というコミュニティにおける「信頼の貯金」のようなもの。

私が誰かを助ける。

いつか私が困ったときには、きっと誰かが助けてくれる。

そんな風に、お互いが自然に支え合える関係性が築けていくことこそが、【社会的な幸福】作り上げていくのかもしれません。

 

小さな一歩で「社会的な幸福」を高めてみませんか?

この記事を読んで、「自分にも何かできるかも」「職場で貢献するのって難しくないかも」と少しでも感じていただけたら嬉しいです。

 

難しく考える必要はありません。

まずは、あなたの周りを見渡して、小さな一歩を踏み出してみませんか?

 

① 自分の「好き・得意」をリストアップしてみる

「資料の誤字脱字を見つけるのが得意」

「パソコンのショートカットキーを覚えるのが好き」

「ただ話を聞くのが苦じゃない」など、どんな些細なことでもOKです。

 

② 周りの人の「困った…」にアンテナを張る

同僚や友人が、どんなことでため息をついているか、少しだけ気にしてみましょう。

「この作業、時間がかかるんだよな…」という声が聞こえてくるかもしれません。

 

③ 「もしよかったら…」と声をかけてみる

あなたの「好き・得意」と、相手の「困った」が重なったらチャンスです。

「もし大変だったら、その作業少し代わりますよ」と、軽い気持ちで声をかけてみてください。

 

あなたの何気ない「好き」や「得意」が、誰かの負担を軽くし、感謝され、コミュニティ全体の雰囲気を良くするきっかけになります。

そして何より、誰かの役に立っているという実感は、あなた自身の心を温かい幸福感で満たしてくれるはずです。