最近、心の底から「やりきった!」と思えるような挑戦をしましたか?
「挑戦」というと、何か大きな目標を掲げるように聞こえるかもしれません。
でも、私たちの日常の中にも、スパイスのような小さな挑戦は隠れているものです。
今日、私はお昼ご飯に「セルフデカ盛り」という、ささやかで無謀なチャレンジを敢行しました。
そして、そのパンパンに膨れたお腹と引き換えに、幸福につながる大切な教訓を得たのです。
きっかけはテレビ、舞台は我が家の食卓
ある日の昼下がり、テレビに映るデカ盛り特集をぼーっと眺めていました。
山のように盛られたご飯やおかずを、タレントさんたちが見事に平らげていく。
その姿を見ていたら、私は「1㎏ぐらいなら自分でも食べられるのでは?」と思ってしまったのです。
普段何も考えていないのがばれますね笑
とはいえ、家計を預かる身としては、お店に食べに行くという選択肢はありえません。
「じゃあ自分で作ってしまおう」
そう考えるのが、我が家のいつものお決まりパターン。
早速、妻に相談すると「面白そう!」と二つ返事でOK。
実行するのは休日のお昼になりました。
夕飯でデカ盛りは、睡眠時の胃の負担が大きそうだったので、体のことを考えて昼ご飯にしました。
そして本日、完成したのがこちら。
・ご飯:1kg
・鶏もも肉の唐揚げ:2枚(推定400g)
・目玉焼き
・味噌汁
総重量は、なんと1.6kg超。
目の前に置かれたどんぶりは、もはや山でした。

(デカ盛りの写真撮るの難しいです。カメラマンさんはやっぱりプロなんだなと実感しました。)
ちなみに、これを作ってくれた妻は「作るのが楽しかった!なんかアドレナリンが出たよ」と満面の笑み。
そんなことを聞くと今度は自分が作る側に挑戦してみたいそうですが、残念ながら我が家にこれを食べきれる人間は他にいないので断念です。
息子が大きくなったら、今度は私が作る側を体験させてもらいましょう笑
達成感と後悔が渦巻く、格闘の記録
娘と妻が見守る中、いよいよチャレンジがスタート。
まずは主役である鶏もも肉の唐揚げに、ガブリとかじりつきます。
揚げたての衣からジュワッと油がしたたり、醤油と生姜の香ばしい香りが口いっぱいに広がりました。
すかさず白米をかき込むと、もう最高です。
しかし、ここで油断しないのが私です。
甘えと言われようが、今日の目標は「美味しく食べること」ではなく「完食すること」。二口目からは、早速さまざまなタレや調味料を駆使した「味変」を試していきました。
醤油、焼肉のタレ、ポン酢。
今回の唐揚げには、こってりとした焼肉のタレがベストマッチでした。
タレが絡むことで、ご飯も喉を通りやすくなるという発見もありました。
何事も早めに試してみるものですね。
順調に60%ほど食べ進めたところで、突如その瞬間は訪れます。
テレビでよく見る「手が止まる」という、あのお決まりの演出。
あれは真実でした。
急に、食べ物を口に運ぶのがつらくなったのです。
しかし意外に思うかもしれませんが、胃の容量にはまだ余裕がありました。
「まだ食べられる」という確信はあったのです。
では、何がつらかったのか。
答えは、「油」でした。
唐揚げから染み出る油と、それをまとったご飯の塊を、脳が拒絶し始めたのです。
これはなんとかしなくてはいけない。
敗北の二文字が眼前をちらつき始めたとき、状況を打破しようと冷蔵庫に向かいました。
そのとき現れた救世主が、冷蔵庫の隅でいつも出番を待っているだけの「ポッカレモン」でした。
「脂っこいものには柑橘系が合う」という、これもまた絶対の真理。
レモンを数滴かけた唐揚げは、驚くほどさっぱりとした味わいに変化し、あれほど苦痛だったご飯の油っぽさも、ほとんど感じなくなりました。
レモンと焼肉のタレを交互に使い、なんとか箸を進めます。
8割を食べ終える頃には、いよいよ胃袋も限界に。
お腹がいっぱいになると、立ち上がって胃の中のものを下に落とそうとする人がいますが、その気持ちが痛いほどわかりました。
私は椅子に座ったまま足を投げ出し、体をなるべく一直線にして、胃にスペースを作ろうと必死でした笑
最後の三口は、もう気合いです。
目をつぶり、ただただ押し込む。
そして、ついに完食……。

視界から唐揚げとご飯がいなくなった瞬間、大きな達成感とともに、「もう、しばらくやらなくていいかな…」という心からの満足感が、全身を包み込みました。
ちなみに、この挑戦で一番美味しかったのは、適量だった「味噌汁」です笑
デカ盛りチャレンジが教えてくれた3つのこと
お腹はパンパン、頭はぼーっとしながらも、全身の細胞が「やりきったぞ!」と叫んでいるような不思議な高揚感がありました。
そして、この経験から得た学びは、とても大きなものでした。
① 「適量」こそが美味しさの秘訣
最初の唐揚げの一口は、感動するほど美味しかったです。
それが最後のほうには、口に入れるのも嫌になるほどでした。
これは、作ってくれた妻にも、食材そのものにも失礼な話です。
本当に反省しました。
どんなに素晴らしいものでも、適量だからこそ、その価値を最大限に感じられるのだと痛感しました。
② 「無理かも」から始まる可能性
実はこのチャレンジ、当初は総重量1kgのつもりでした。
それを私の伝え方が悪く、妻が「ご飯だけで1kg」と勘違いしたことで、結果的に1.6kgというとんでもない量になったのです。
運ばれてきたどんぶりを見たとき、私は、
「朝ごはん、結構食べたからな……。」
「同じ味で飽きちゃいそうだな……。」
なんて、情けない言い訳と保険を口走っていました。
しかし、妻も娘も見ている手前、ここで負けるわけにはいきません。
完食という結果で、あのダサい一言を上書きしなければならない。
そう思って、序盤からの味変やレモンという工夫を凝らし、なんとか食べきることができました。
「やってみたら意外とやれる」
限界は、自分が勝手に作っているだけなのかもしれません。
③ 諦めなければ、ゴールは近づく
最初の15分で6割を食べ終え、「意外と余裕かも?」なんて思っていたのも束の間、20分を過ぎる頃には完全にペースダウンしました。
それでも、箸を置くことはしませんでした。
ゆっくりでも、一歩ずつでも進み続ければ、必ずゴールにはたどり着ける。
これは、食べるという行為だけでなく、人生のあらゆる場面で言えることだと感じました。
あなたの日常に「小さな挑戦」を
このデカ盛りチャレンジで得た学びは、他の多くの場面にも当てはまるように思います。
「適量」の話でいえば、家庭菜園で野菜にあげる肥料の量、筋トレの負荷、あるいは子どもへの愛情のかけ方まで。
多すぎても少なすぎても、うまくいかないものです。
また、「やってみたら意外とやれた」という経験でいえば、我が家で始めた4歳娘のお小遣い制度がそうでした。
始める前は不安でしたが、やってみたらお金の大切さを学ぶ良い機会になっています。
家族と過ごす時間も、自分の収入も諦めたくなかった私。
試行錯誤の結果、育休や時短勤務をしながら、配当金やフリマアプリの売上で収入を補うという、今の働き方を見つけることもできました。
このように、挑戦することで得られることはたくさんあると思うのです。
今回の私は、自分の身体という資本を使って限界に挑み、その限界や達成感を知りました。
これもまた、豊かな【身体的な幸福】の形なのだと思います。
しかし、なにも皆さんもデカ盛りに挑戦してください、ということではありません。
私がおすすめしている家庭菜園でも、このブログでも、株式投資でもいい。
もっと気軽なところで、ご近所さんへのおすそ分けや、職場での小さな他者貢献だって立派な挑戦です。
いつもと同じように見える毎日の中に、自分で「挑戦」というスパイスを加えてみる。
それが、あなたの人生をより豊かで、幸福なものにしてくれるはずです。
ぜひ、あなただけの「セルフデカ盛り」を見つけて、挑戦してみてください。
きっと、新しい世界が見えてきますよ。