ゆる★うぇるびーいんぐブログ

「身体的な幸福」「キャリアの幸福」「人間関係の幸福」「経済的な幸福」「社会的な幸福」の充実をゆる~く追い求めていくブログです!

【経済的な幸福】月300円でストレス激減?4歳から始められるお金の教育

「ねぇ、からあげクン買ってー!」

 

娘を保育園へ迎えに行き、手をつないで歩いていた帰り道。

コンビニの前で、4歳の娘がキラキラした瞳で私を見上げてきました。

 

あなたなら、こんなときどうしますか?

 

以前の私なら、「今日はダメ!」「おうちに帰ったらご飯でしょ」なんて、つい険しい顔で言っていたかもしれません。

そして、それに対する娘の「えー、なんでー!」という反撃や「イヤだイヤだ!」という反抗を抑えるために、体力も気力も使い果たしていたことでしょう。

 

でも、今の私は違います。にっこり笑って、こう返すだけ。

「いいね!おいしいもんね。自分のお金で買うならいいよ!」

 

この一言が、我が家の無駄遣いを防ぎ、【経済的な幸福】に繋がっているとしたら、少し興味が湧きませんか?

しかもこの【経済的な幸福】は心のゆとりにまでつながっているのです。

 

我が家のルール「自分専用のものは、自分のお金で」

娘は私の言葉を聞くと、少し考えた後、

「うーん、じゃあ、いらない」と言いました。

実は我が家では、4歳の娘に毎月300円のお小遣いを渡しています。

 

そして、たった一つだけルールがあります。

それは、

「お菓子やガチャなど、自分だけが楽しむものは、自分のお小遣いで買う」

というものです。

 

月300円。

1日に換算すると、たったの10円です。

この金額なら、正直、家計に全く響きません。

気軽に始められるけれど、子どもにとっては「自分のお金」という特別な意味を持つ、絶妙な金額だったと感じています。

 

「ダメ」と言わなくていいだけで、ストレスが9割減る

お小遣いを始めた当初、娘はもらったお金をすぐにガチャガチャに使っていました。

親としては「せっかくあげたお金をそんなことに使っていいの?」と思いました。

 

でも、子供にとっては将来のために貯めておくことよりも価値のある使い方なのかもしれないのです。

「今」欲しいものを、「今」手に入れられるということが大切なのであって、「あとで」では価値が激減してしまうこともあります。

だから、ガチャガチャに使うというのも、自分で選んでお金を払い、商品を手に入れるという貴重な体験です。

そう思い、初めのうちは歯を食いしばりながら娘のお金の使い方を見守っていました。

 

しかし最近、娘の行動に変化が見られるようになりました。

最近はお金を使うことをためらうようになっています。

どうやら、今はお菓子やガチャを我慢して、もっと有意義な使い方を自分なりに考えているようなのです。

つまり、「貯金」ができるようになってきたのです。

 

この成長は意外でした。

今欲しいものという目先の欲望に負けず、将来のことを考えられるようになってきたということです。

お金の使い方を心配していたあの頃が嘘のようです。

 

娘のことだけでなく、自分の中でも嬉しい変化がありました。

それは、ストレスが激減したことです。

スーパーのお菓子売り場や、レジ横の誘惑コーナーで「買って」と言われても、「あなたのお金で買うなら、好きなものを選んでいいよ」と選択肢を本人に委ねることができます。

「ダメ」という否定の言葉を使わなくてよくなっただけで、こんなにも心が軽くなるとは思いませんでした。

子どもを否定する罪悪感からも解放されたのです。

しかも実はこれ、「自分で決める」という体験を通じて、子どもの自己肯定感を育む上でとても大切なことなのだそうです。

ストレスも減り、娘の成長の一助にもなっているなんて、本当にお小遣い制度を始めて良かったと思います。

 

4歳が学んだ、お金の大切さ

このお小遣い制度を通じて、娘は小さな頭で大きなことを学んでくれました。

 

○お金は使うとなくなること:「からあげクンを買ったら、あのおもちゃが遠のく」と考えられるようになった。

○世の中のいろいろなものにお金がかかること:お菓子も、ジュースも、おもちゃも、誰かがお金を払っていることを実感し始めた。

○自分の「本当の欲しい」と向き合うこと:限られたお小遣いを何に使うか、真剣に悩むようになった。

 

お金の教育なんていうと少し堅苦しいですが、娘は日々の生活の中で、ごく自然に「お金との付き合い方」を学び始めています。

先日はその成長を実感する、印象的な出来事がありました。

 

保育園からもらってきたチラシを見て、娘が「○○展に行きたい!」と言い出したのです。

親としては「入場料のわりには…」と感じてしまう内容だったので、正直、気乗りしませんでした。

そこで、娘にこう問いかけてみたのです。

「この展覧会は、お金が600円かかるんだよ。今まで貯めたお小遣いがほとんどなくなっちゃうけど、本当に行く?」

 

すると娘は、少しも迷わずに胸を張ってこう言いました。

「うん!行きたい!」

「ガチャガチャもお菓子も、しばらく買えなくなるけど大丈夫?」

「うん!大丈夫!」

そのきっぱりとした返事を聞いて、私はハッとしました。これが今の娘にとって、お金という大切なものを使ってでも叶えたいことなのだと。

そして、「仕方ない、連れて行くか」と観念するというより、娘の成長が誇らしくて胸が熱くなったのです。

これまで2ヶ月、目先の欲望に打ち勝ち貯めてきたお金を、自分の「本当にやりたいこと」に、自分の意志で使う決断をした。

これこそ、お金との一番良い付き合い方ではないでしょうか。

 

【経済的な幸福】は、金額の多さだけじゃない

【経済的な幸福】と聞くと、たくさんお金を持っている状態をイメージするかもしれません。

でも私は、「お金のことで不要なストレスを感じない状態」こそが、幸福につながるのだと考えています。

月々わずか300円のお小遣い制度が、親子の無用な衝突をなくし、娘の自立心を育んでくれています。

そして、穏やかな気持ちで子どもと向き合える時間が増えました。

これは、我が家にとって、金額以上の価値がある【経済的な幸福】です。

 

もしあなたが、お子さんの「買って買って攻撃」に少しだけ疲れてしまっているなら、騙されたと思って「月300円」(1日10円)からのお小遣いを始めてみませんか?

完璧なルールなんて必要ありません。

「ゆるく」始めてみることが、案外、あなたと家族の幸福度を上げてくれるかもしれませんよ。